1988-04-28 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
○説明員(濱田幸一郎君) 四割というようなことにつきましては思い当たる節がございませんので、その点御理解いただきたいと思います。
○説明員(濱田幸一郎君) 四割というようなことにつきましては思い当たる節がございませんので、その点御理解いただきたいと思います。
○説明員(濱田幸一郎君) 畜産の基本的な生産資材でございます配合飼料につきましては、私どももこれが的確な価格で末端農家に流通されるように日ごろから意を払っているところでございます。現在、年間供給量二千数百万トンという膨大な生産量でございますが、このえさにつきましては原料が大部分海外依存ということになっておりまして、その海外から入ってまいります穀物につきましては、えさ用に回ります場合には関税をゼロにするという
○説明員(濱田幸一郎君) 畜産物、特に牛肉をめぐりましては最近御案内のとおり非常に海外からの市場開放要求が強いわけでございます。これに対しまして佐藤農林水産大臣が二度にわたりまして訪米いたしまして目下交渉中でございます。 いずれにいたしましても、牛肉生産は我が国の土地利用型農業にとりまして基幹的なものでございまして、地域農業及び地域経済を支える重要産業であることにかんがみまして、牛肉生産の存立を守
○濱田説明員 お答えいたします。 私どもの聞き取りをいたしました限りにおきましては、岡山県食肉連よりの振り込みというのはなされているという書類になっているわけでございます。 ただ、私どもは、ただいま捜査当局におきまして捜査中という状況でございますので、この捜査の妨げになるのもいかがかなという気持ちもございまして、捜査の進捗状況を見て、もし不正があれば厳正な措置をいたしたいというふうに考えている次第
○濱田説明員 お答えいたします。 先ほども申し上げた次第でございますが、農林水産省といたしましては、このミートフェアの事業実施主体でございます日本食肉消費総合センターに対しましてそのチェックを指示いたしたわけでございます。私どもは、その総合センターのチェックの結果を伺いましたところ、今のようなお話を含めまして、関係書類上特に問題があるというふうには伺っていないわけでございます。
○濱田説明員 お答えいたします。 岡山県食肉事業協同組合連合会、岡山食肉連と略称しておりますが、その連合会におきまして昨年半ば以降役員の異動等の問題がございまして、その過程におきましてただいま先生がお話しのような事案も含めましていろいろトラブルがあるということは承知しているわけでございます。 お話のございました岡山県のミートフェアにつきましては、六十二年の二月二十六日から二十八日まで岡山市で開催
○説明員(濱田幸一郎君) お話のございましたように、本年の二月に「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」というのを法律に基づきまして策定、公表したところでございます。その中の一つの項に、先生御指摘のとおりの項目がございます。 輸入牛肉の流通につきましては、価格安定制度の趣旨に沿いまして、国産牛肉の流通との調和を図りつつ、専門小売店、あるいは量販店、外食、加工メーカー等それぞれの需要の分野
○説明員(濱田幸一郎君) 現在、牛肉、かんきつをめぐりまして両国間で交渉が行われておるわけでございますが、交渉でございますので、これ双方で基本的な立場をそれぞれ述べ合うということでございます。ただ、御指摘の事柄につきましては二国間の交渉に直にかかわることでございますし、また現在話し合いが進行中であるという事情でございますので、この段階でお答えできないということは御理解をいただきたいと思います。
○説明員(濱田幸一郎君) 先ほどの大臣のお話に若干補足させていただきます。 省内におきましても指導監督の職にあります職員が大臣からの処分を受けたわけでございますが、畜産振興事業団におきましてもしかるべく処分等の措置をいたしましておりますと同時に、畜産振興事業団におきましては従来の業務のあり方を見直しまして業務の一層の改善を期するため、副理事長を長といたします輸入牛肉業務改善対策委員会を設置いたしまして
○濱田説明員 オーストラリアも関係大臣のステートメントによりましてそのような発表をなされたというふうに承知しておりますが、牛肉貿易の問題につきましては、二国間によります話し合いを通じて、双方が受け入れ可能な解決策を求めていくよう最善の努力を図る所存でございますので、現段階でパネル設置問題について云々する段階ではないというふうに考えております。
○濱田説明員 お尋ねは先ほどの場合と同様、牛肉の自由化をあえて前提としてその後の措置に関しての可能性なり問題点についてのものであるというふうに理解しておるわけでございますが、先ほども申しましたように、そもそも牛肉の自由化は困難というふうに考えておるわけでございます。 そこで、そういう前提ではございますが、一般論として申し上げますと、ECの課徴金システムにつきましては輸入禁止的に作用するものとして批判
○濱田説明員 まず牛肉について補足的に申し上げます。 御案内のとおり牛肉につきましては、我が国の農業に占めます重要性等の観点から、畜産物価格安定法に基づきまして価格安定制度を講じ、国産牛肉の市場価格を一定の安定価格帯で安定的に推移させることによりまして生産と消費の安定を図っているところでありまして、この実効を期するため、輸入割り当て制度のもとで畜産振興事業団の輸入牛肉の買い入れ、売り渡しを一元的に
○説明員(濱田幸一郎君) 畜産振興事業団関連につきまして御説明申し上げます。 畜産振興事業団が取り扱います輸入牛肉につきまして、為替変動によりましていわゆる円高差益が生ずるわけでございますが、この円高差益を還元いたしますために、昭和六十一年度から畜産振興事業団の輸入牛肉の売り渡し予定価格の引き下げは、六十一年の五月から六十三年二月までに四回にわたりまして計三〇%程度引き下げております。それから売り
○説明員(濱田幸一郎君) ただいま御指摘のございました品目は恐らく二一・〇七のミルクを主成分とする調製食料品という範疇に入るものであろうというふうに考えております。私どもはこれらを含めまして受けられないということで立場を明らかにしておりますが、いずれも関係国とのこれからの話し合いというのは残されておるわけでございまして、今後我々は我々の立場を主張していくということで対応していくということであります。
○説明員(濱田幸一郎君) 私どもの立場は、パネルの報告書の結論は、今申し上げました品目につきましていずれもガット上クロであるという判定をいただいているわけでございます。にもかかわりませず、我が国政府といたしましては、今申し上げました品目につきまして、プロセスチーズを除きまして粉乳・練乳等、乳糖及びミルクを主成分とする調製食料品につきましては受けられないという立場を明らかにしておるわけでございます。そういう
○説明員(濱田幸一郎君) 問題になっておりますいわゆる十二品目のうち乳製品関係の品目は、関税の番号で申し上げますと〇四・〇二の粉乳、練乳等と呼ばれているものと、〇四・〇四のうちのプロセスチーズ、さらに一七・〇二のうちの乳糖、これは先ほど先生がおっしゃいましたブドウ糖等というものでございますが、乳糖含量九〇%未満のものに限るわけでございます。さらに二一・〇七のうちのミルクを主成分とする調製食料品というこの
○濱田説明員 御説明を申し上げます。 素牛の価格が畜産肥育牛の経営に非常に大きなウエートを占めておる、その価格をいかにして下げるかというのが極めて重大な課題である、全く先生御指摘のとおりでございます。私どももいろいろな方策を考えているわけでございますが、技術面におきましては、例えば受精卵移植等のいろいろな新技術があるわけでございまして、そういう技術を通じまして家畜の改良増殖を図り、素畜の増産及び低
○濱田説明員 六十三年度の加工原料乳の限度数量につきましては、いわゆる暫定措置法に基づきまして生産者補給金を交付しても確保すべき加工原料乳の最高限度という考え方を基本といたしまして、生乳の生産事情、飲用牛乳及び乳製品の需給事情その他の経済事情を考慮して畜産振興審議会の意見を聞いて適正に決定してまいりたいと考えております。
○濱田説明員 畜産局の兼務をしております濱田でございます。 まず、第一点並びに第二点につきまして御説明をさせていただきます。 御質問の関西の鶏卵販売業者につきましては、五十八年ごろから殻の赤い卵、いわゆる赤玉の生産、流通を計画いたしまして、六十一年ごろから各地で大規模養鶏場の建設、鶏卵の増産、販売等を系列企業を中心とした阪神鶏卵グループにより進めてまいったわけでございます。 赤玉か白玉かというようなことにつきましては
○濱田(幸)説明員 現行の飼養羽数の見直しにつきましては、昨年の秋以降ことしの六月まで、生産者団体等を主体に構成されております全国鶏卵需給調整協議会の計画生産推進部会と、生産者団体でございます日本養鶏協会の鶏卵需給安定中央委員会におきまして連携をとりながら協議を行いまして、その協議結果をもとに全国鶏卵需給調整協議会が六月の末に開催されまして結論が得られたわけでございます。すなわちこれまでの全国粋、これは
○濱田(幸)説明員 酪農を取り巻く諸般の情勢があるわけでございますが、そういう中で私ども、現在の不足払い制度の仕組みにつきましては、その制度の趣旨にのっとり、各方面の御意見を伺いながら審議会の意見を拝聴して適正に決定していく、これが基本方針でございます。 そういうような過程におきまして、先ほど来お話が出ております全国生乳需給調整農業協同組合連合会につきましても、これは団体協約の締結ができるということになっておりますので
○濱田(幸)説明員 お答えいたします。 不足払い制度につきましては、一定の仕組みによりまして生乳生産者に対しまして所定の所得を確保するという役割を持っております重要な制度であることは、私どもも重々承知しておるわけであります。反面不足払い制度につきまして、今先生いろいろな御指摘もあるわけでございますが、それらはおおむね価格水準あるいは限度数量等の制度運用の問題であるというふうに考えられるわけでございます
○説明員(濱田幸一郎君) 私ども、実は、情報といたしまして、静岡県の三万原におきまして空中散布の結果、肉用牛の雄の精子に異常が発生をしているというようなことを肉牛の飼養者が申し立てているという情報を耳にしたことがございます。 これについて申し上げますと、昭和六十年当時、当該地域におきます雄牛の飼養業者でございますが、その飼養している牛の一頭にそのような事実があったというような話が当事者からございまして
○説明員(濱田幸一郎君) 家畜の疾病、損耗につきまして、先ほど申しましたように、現在、地域の家畜保健衛生所が中心になりまして情報収集、指導を行っているわけでございますが、今後とも農薬を使用する側との連携を密にいたしまして、散布後の家畜の健康、さらには畜産物の安全性等につきましても、これは重要な問題でございますので、影響について注視してまいりたいと思っているわけでございます。 また、仮に被害が認められたというようなことがございますれば
○説明員(濱田幸一郎君) 農薬につきましては、ただいまもお話しございましたように、農薬取締法に基づきまして薬効、薬害、毒性及び残留性の観点から種々の検討が行われまして登録されたものでなければ販売してはならないというふうになっておるわけでございます。しかも使用方法等が定められておりまして、人畜に対する安全性の確保が図られているということになっております。 家畜の疾病及び損耗につきましては、その原因のいかんにかかわりませず
○濱田説明員 本日、指定食肉、つまり牛肉及び豚肉の安定価格につきまして畜産振興審議会食肉部会にお諮りしておるわけでございますが、それぞれ生産条件、需給事情、内外の経済情勢、畜産経営の状況等各般の要素を総合的に判断をいたしまして、審議会の御意見を伺いまして適正に決定いたしたいというふうにしているところでございます。 六十二年度の指定食肉の安定価格につきましては、中長期的視点に立ちまして肉畜経営の健全
○濱田説明員 まず最初にお話ございました全中の負債に関します調査の点でございますが、私どもの承知しておりますところによりますと、全中が六十年の十二月に農協からのアンケート調査で、対象の農協数千四百六十だと思いますが、乳用牛を中心に調査をしたものだというふうに承知しております。この調査結果によりますと、負債の状況につきましては幾つかの分類の仕方があるわけでございますが、先生のおっしゃったような状況になっていると
○濱田説明員 御説明いたします。 畜産物価格につきましては、畜産物の価格安定等に関する法律に基づきます牛肉、豚肉といった指定食肉の安定価格と、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に基づきます加工原料乳の保証価格等をそれぞれ会計年度ごとに決定することとなっておりまして、先生御承知のとおりでございます。その手順といたしまして、当該年度の開始前に農林水産大臣が畜産振興審議会の意見を聞いて決定するということになっておりまして